ネットビジネスの内訳

ネットビジネスの内側を赤裸々に書いていきます。

任意整理をしたお話し

こんにちは。

 

今日はちょっと過去の恥を晒そうと思います。

 

僕はかつて、クレジットカードで愚かな使い方をして、

支払いが回らなくなって任意整理をしたことがあります。

 

そのいきさつなどを書いておこうと思います。

 

もし似たような境遇にいる方がいらっしゃれば、

今すぐ法律家に相談することをオススメしつつ。

 

 

 

火の車

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まず、とてつもなく当たり前のことですが、支払いと収入がアンバランスになると、支払いができなくなります。

 

クレジットカードは、将来の自分からお金を借りている、ということになるのですが、その意識が欠落すると、収入を上回る支払いが発生します。

 

 

とくに注意するべきは、リボ払いです。

 

利息がかかるので、セールで安い!!とか思ってリボ払いにしちゃうと、積もり積もって大変なことになってしまいます。

 

そうやって、どんどんどんどん膨れ上がった借金。

 

とうとうキャッシングに手を出し始めます。

 

まるで銀行に預けた自分の金のようにサラッと引き出せますが、その実、将来の自分から借金しているだけなわけです。

 

末期の特徴

 

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とうとう、キャッシングも天井に到達してしまいます。

もう返す方法がなくなって、支払日近くになると夜も眠れなくなるでしょう。

 

そこで、世間の闇に足を踏み入れてしまいました。

 

いわゆる、ショッピング枠の現金化です。

 

本来、物を買うための枠であるショッピング枠は、お金を引き出すということができないので、まだ余裕がありました。

さらに、ショッピング枠を確保するために別のカードを作成する始末でした。

 

それを怪しい会社にお願いし、現金化するわけです。

ただ、もちろん1万円のショッピング枠がそのまま1万円になるはずがありません。

 

9000円とかになるわけです。

 

それでも、支払日が刻一刻と近づく中、判断能力も麻痺してしまって利用してしまうのです。

 

ここまでくるとかなり末期です。

 

ショッピング枠の現金化が率が悪いことを実感したら、次に手を出すのは、新幹線の回数券の現金化でした。

 

使えるカードと使えないカードがあるとネット上では言われていますし、今現在どうなのかはちょっとわかりませんが、これに手を出すと崩壊まであと一歩です。

 

適当な回数券を買い、金券ショップで売るわけです。

 

しかし、新幹線の回数券というのは、支払いがリボ払いにできません。

次の支払日にはとんでもない額の請求が来ます。

 

それを補填するためにまた大量の回数券を買います。

 

 

こんなことをしていると、数ヶ月で破綻します。

 

 

とうとう債務整理

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もうどうにもならない。

 

ここにきてようやく、自分では最早、収拾がつかないことを悟ります。

 

ネットで債務整理について調べました。

 

まず僕が一番に気にしたのは、家族に知られたくない、ということ。

 

もし今、かつての僕と同じように悩んでいる方がいたら、安心してください。

 

任意整理という方法であれば、家族にはバレないでしょう。※保証人など諸々個別の事情があると思いますので、最後までお読みください。

 

自己破産か…などと思っていましたが、債務の免責を求めず(金利分は示談により免責)、支払金額を示談により取り決め、支払いを続ける方法をすることにしました。

 

することにしました、と言っても自分1人の力ではありません。

 

 

司法書士事務所へ相談

 

もうとりあえず安いところを探しました。

 

僕の場合、債務のある会社が4社ほどありました。

1社4万円程度で対応してくれたと思います。

 

初めて司法書士事務所へ電話したときはとても緊張していたのを覚えています。

ただ、もう自力でどうにもならず、次々にかかってくる督促電話のプレッシャーでそれどころではなかったと記憶してます。

 

まず、一番最初の電話で債務のある会社の数と金額をおおまかに聞かれました。素直に答えます。

そして事務所に伺う日を決めます。

 

僕の場合翌日に伺ったと思います。

 

そして事務所に行くと、淡々と手続きが進められます。こういうときって、気持ちのこもった対応よりもやや事務的な方が気が楽ですね。

 

そして、まず、司法書士事務所に4ヶ月ほどに渡って手続きの費用を支払います。

この金額は相談の上で決まりますので、安心です。

 

その後、担当司法書士が債権会社と示談をし、月々の支払い金額が決まります。

 

ちなみに、督促の電話については、最初に司法書士事務所に行き、契約した時点で止まりますし、督促電話に出ても、担当司法書士の名前を出して、委託している旨を告げるともうかかってきません。

 

正直、本当に本当にホッとしたのを覚えています。

 

身から出た錆とはまさにこのことですが、もう二度と、無計画にカードは使わない、こんなことはゴメンだという猛省をしました。

 

ペナルティー

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任意整理も債務整理です。

社会的信用が失墜しているということは肝に銘じておくべきでしょう。

 

当然クレジットカードは作れませんし、各種ローンも組めないでしょう。

 

大阪ではPiTaPaという後払い型のSuicaのようなものがあるのですが、これも信用機関の情報をもとにして審査をするので通りません。

予めお金を収めておくデポジットタイプを選んでも通りませんでした。

 

これがどういうことを意味するかというと、出来る限り生活費を切り詰めたいのに、もっとも安い方法を選択できないということです。

 

格安SIMが人気ですが、通話可能なSIMは支払い方法がクレジットカードばかりなので、これも選べません。

データ専用だとビッグローブなど一部口座引き落としも可能ですが。

 

そんなわけでかなりの痛手を被ることになりますが、

督促の嵐から解放されること

首の回らない生活

身から出た錆とはいえ、日々ものすごいプレッシャーに押しつぶされそうになる生活から脱出できることを考えると、

 

任意整理はとても有効な方法です。

 

 

 

 

蛇足

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ところで、僕はもう任意整理をして数年経過します。

ですがまだ「ブラックリスト」には載っています。

 

このブラックリストに載っているということの意味は、長くなるのでここでは省きますが、その状態ですと、通常クレジットカードは作れません。

 

ですが、やはり格安SIMであったり、日常でクレジットカードは必要になるケースが多々ありました。

 

ネットビジネスなどをしようと思うと特にそうです。

 

なかには、VISAデビットカードなどの、少しクレジットカードとは違いますが、似たような性質のカードで対応できることもあります。

そのあたりは、ぜひ調べて欲しいです。

 

ただ、任意整理をし、生活も安定してきていよいよクレジットカードが本当に欲しいとなったときに、僕は半分冗談で、「アメリカンエキスプレス」のゴールドカードに申し込んだんです。

 

すると、どういうわけかとおりました。

作ることができました。

 

実に不思議ですが、アメリカンエキスプレスは他社とは少し審査の内容が違うようです。

 

ブラックリストに載っている、つまりCICに事故情報がある状態でも、その他の属性等で作成できることがあるということ。

 

もちろん申告内容など嘘偽りは一切ありません。

 

冗談半分だったので、まさか通るとは思っていなかったですが。

 

おかげで、格安SIMも使えるようになりましたし、本当に生活がラクになりました。ゴールドカードを見る度、二度と同じ過ちを繰り返してはいけないと肝に銘じています。

 

 

そんなわけで、もし僕と似たような境遇の方がいたら、絶対に希望は捨てないでください。かならず、なんとかなります。道はあります。

もちろん、努力は必要ですが、助けてくれるサービスがあります。

 

それに頼ってください。

 

 

僕にもしなにかアドバイスができることがあれば、アドバイスしますので、気軽にお問い合わせください。